多くのファンを魅了するコナン・ドイルのミステリー小説、シャーロック・ホームズ作品。このシャーロック・ホームズを題材(モチーフ)とした映画やドラマが多くあることをご存知ですか?
今回は、実際観賞した中から厳選して面白かった作品をご紹介していきます。
ど派手なアクションが魅力!ハリウッド映画のシャーロック・ホームズ!
ホームズ役にロバート・ダウニー・Jr、ワトソン役にジュード・ロウという豪華俳優陣。
ハリウッドらしい派手なアクションでインパクトのあるシャーロック・ホームズが観られます。
ストーリーは原作に基づいたシナリオではなく、完全オリジナルとなります。
新たなホームズが観られるのは楽しみの一つですね。
ロンドンの街並みの再現が素晴らしく、この景観だけでも一見の価値あり。
ホームズといえば見事な推理力は当然ことながら、この作品ではお茶目な演出も多くクスッと笑わせてくれます。
所々に散りばめられている闘いのシーンでは、ホームズの天才的な観察眼が披露されています。
闘う前の一瞬、脳内で相手の動きをシミュレーションし最善の策で相手に叩き込むという躍動感にワクワクします。
原作でも登場する『アイリーン・アドラー』や、シャドウゲームでは『モリアーティ教授』も登場するので、ファンにはたまらないですね。
続編が2021年に全米公開されるとのことで、ますます楽しみな作品です。
続編公開に合わせて、前作で予習すると面白さも倍増して良いかもしれませんね。
晩年のシャーロック・ホームズを描く!生涯最後の未解決事件に挑む
ホームズ役はイアン・マッケランという渋い配役です。
原作はミッチ・カリンの『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件』。
小説の実写化になります。
93歳になり、頭の機能や身体に衰えを感じているホームズが隠居生活を送る中、過去に解決できなかった事件について再び挑む姿が描かれます。
派手なアクションなどはなく、淡々と未解決事件について思い出しながら、真実を突き詰める様子が描かれます。
頭脳明晰、なんでもこなす万能なホームズを描いている作品は数多くありますが、
今作品は「とても人間らしい」ホームズが観られます。
痴呆が進んでいるホームズが、記憶力に良いといわれる「山椒」を日本に取りに行くなど、日本との繋がりも少し描かれています。
その際『梅崎』という役を『真田広之』さんが演じています。
「老い」という人間には必ず訪れる自然の摂理をホームズを通して観ることができます。
派手な演出はないですが、「人間らしさ」「切なさ」「哀愁」を感じられる作品です。
現代のニューヨークを舞台にした海外ドラマ版シャーロック・ホームズ!女性が演ずる助手のワトソンにも注目!
ホームズ役にジョニー・リー・ミラー、ワトソン役にはなんと女性のルーシー・リューを起用しています。
ホームズの鋭い観察眼が注目され、市警の顧問となり凶悪犯罪の捜査に協力していくストーリーになっています。
ワトソンが女性というのは面白い試みですね。
舞台は現代のニューヨークになっており、性格や家族関係、職業は原作をモチーフにしているものの現代風にアレンジされています。
ホームズが薬物依存だったり、ワトソンの職業が元一流外科医など、原作ファンの方は「こういう風に持ってきたか」という気付きもあるのではないでしょうか。
登場人物にはホームズの兄『マイクロフト』や『モリアーティ』なども登場します。
日本ではシーズン6まで配信されており、シーズン7で終了のようですね。
アメリカの海外ドラマらしい作りになっているので、推理ものが好きな海外ドラマファンにはおすすめの作品です。
シャーロック・ホームズ系を観るなら「U-NEXT」がおすすめ
U-NEXTの作品は入れ替わりや有料になる可能性もあるので、ぜひチャンスを逃さないでくださいね♪
それでは、素敵な映画ライフを!