宇宙での極限状態を舞台にした映画『ゼロ・グラビティ』。
あらすじ、キャスト、感想などをネタバレなしでご紹介しています。
宇宙で起こった突発的な事故。たった一人取り残され極限状態に陥った女性のヒューマンストーリー
あらすじ
ゼロ・グラビティとは―
無重力状態(ゼロ・グラビティ)のこと
スペースミッションに初めて参加する医療技師『ライアン・ストーン博士』は、指揮を務める『マット・コワルスキー』『シャリフ』と共に宇宙空間で船外活動を行なっていた。
最中、ヒューストン管制から「緊急避難せよ」と連絡が入る。
ロシアが自国の人工衛星を破壊したところ、他の人工衛星も連鎖的に破壊され、破片がとてつもない勢いで拡散しているという。
ライアンたちは、作業を中断し退避を試みるが間に合わず、乗ってきた宇宙船『エクスプローラー号』に飛んできた衛星破片が衝突。
シャリフは頭部に直撃し即死。
そしてライアンとマットも別々に宇宙空間へ投げ出されてしまう。
ライアンはパニック状態で酸素も残り10%を切ってしまう。
摂氏125度からマイナス100度の間で変動する宇宙空間。
音もなく、宇宙服による酸素供給が無ければ生きていけない極限状態。
果たしてで彼女はどう行動するのか―――
キャスト
ライアン・ストーン
医療技師(メディカルエンジニア)。
今回初めてスペースミッションに参加する。
女優:サンドラ・ブロック
日本語吹き替え:深見梨加
マット・コワルスキー
ベテラン宇宙飛行士で指揮を務める。
ライアン博士と共に、今回のスペースミッションへ参加。
俳優:ジョージ・クルーニー
日本語吹き替え:小山力也
シャリフ
宇宙飛行士。
ライアン博士、指揮官のマットと共に今回のスペースミッションへ参加。
俳優(声のみ):ファルダット・シャーマ
日本語吹き替え:河本邦弘
予告動画
感想、見どころ(ネタバレなし)
映画公開当時から気になっていた作品の一つでしたが、やっと見れました。
事故の連発でハラハラさせるスペースサスペンスと思いきや、『生きる』ということを考えさせられるヒューマンストーリーでした。
冒頭の事故で宇宙へ放り出されるサンドラ・ブロック演じる「ライアン博士」。
「映画見ている人あるある」だと思いますが、何で冷静対処できないんだよ!とツッコミたくなります。
でも、それもそのはず。
ライアン博士は『宇宙飛行士』ではなく『医療技師(メディカルエンジニア)』なので、宇宙への対処知識が豊富ではないんですよね。もちろん初歩的な部分訓練して臨んでるとは思いますが。
(自分だったらその状態で宇宙に放り出されたらパニック死してるね…笑)
そこをフォローしてくれるのが宇宙飛行士で指揮官でもある『マット』。
さすがの対処。グッジョブ、ジョージ・クルーニー。
本作品ではジョージ・クルーニーの使い方もったいなくない!?と思ったりもしつつ・・・。
でもおいしいところはガッツリ掴んでました(笑)
余談ですが、ライアン博士が飛ばされ「何かに掴まれ!」とマットに言われてもなかなか掴まれなかった理由、わかりますか?
宇宙では『重力』もなく『空気』がない状態。
だから遮るものがないため、飛んできた物体はスピードを落とすことなく、ほぼ永遠に飛んでいくんですよね。(何かの“きっかけ”があれば抵抗を受けてスピードは落ちるらしいですが)
ものすごいスピードで飛ばされたらそりゃ掴めないよね、と改めて納得しました。
そして、『重力』の概念を発見したニュートンすげぇ、と思いました(笑)
ライアン博士は日常で悲しい経験をし、生きる意味を見出せなくなっていましたが、
今回のファーストミッションで考え方が変わっていきます。
それが印象的だった「死ぬ覚悟」から「生きる覚悟」に変わったシーン。
「もう逃げるのはよせ、くよくよせず“旅”を楽しめ」
「大地を踏みしめ、自分の人生を生きろ」
心にグッとくるセリフ、きました。
色々悩んでいる人は、見ていて刺さる部分があると思いますね。
最後、ライアン博士が地上に無事生還し大地にに足を着けた瞬間、マットが言ったセリフがめちゃくちゃシンクロしました。
そして、地球の重力でうまく体が起こせなかった時の「フッ…」と鼻で笑ったシーンも、『今まで当たり前で気付かなかったものに気付かされた』感じがして、これもまたジンときましたね。
\31日間無料体験実施中!/
利用したU-NEXTでは「見放題作品」となっているので、31日間無料体験を利用すれば、無料で観ることができます。
また、初回登録時に特典として600ポイント(600円分)が付くので、このポイントで新作などの有料作品も見ることができますよ。
利用の仕方が分からない方は、下の記事も参考にしてみてくださいね。
それでは、素敵な映画ライフを!
※U-NEXTについて
本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。